技術書の写経を始めたのでやり方を書いておく
技術書の「写経」の方法。 1.ローカルで使える SCM を用意 2.「ほんたった」などで対象の本を固定 3.ひたすらサンプルコードを写して実行 4.実行するたびにコミット(コミットログにページ番号を含める) 5.疑問点があったらコミットログや本に書き込む 6.章ごとにタグを打つ
— Takuto Wada (@t_wada) 2010年2月12日
入社前課題として技術書の写経を始めました。 基本的にはこれをマネしています。 しかし、実際にやってみて僕がやり方を変えたところがありますので書いておきます。
1.ローカルで使える SCM を用意
これは普通にgitとGithubでやっています。
2.「ほんたった」などで対象の本を固定 。しかし、電子書籍とか画面で見られるものの方が便利。
僕はこれを使っています。Amazonで安かったので。ページをめくりにくいのと場所を取るので他のものを現在探し中。 物理本はどうしても、PCの横とかに置くことになるんで首や目を移動するたびに疲れる気がします。
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3.ひたすらサンプルコードを写して実行
基本的にはほとんど実行しています。完璧に分かっているものは、飛ばしています。 プロを目指す人のためのRuby入門をやっているのですが、エディタはやはりRubyMineがいいですね。 補完機能が充実しています。RubyMine上のターミナルから日本語を入力するときに、文字が正しく表示されないのが気になる。
4.実行するたびにコミット(コミットログにページ番号を含める)
大体実行するたびにコミットしていますが、いくつかまとめてコミットするときもあります。 疑問点やなにか書きたいことがあったときにコミットする感じです。 git addやgit commitを何度も打つことになるので、エイリアスを設定しておきましょう。
5.疑問点があったらコミットログや本に書き込む
今は物理本を写経していますが、基本コミットメッセージに書きます。
6.章ごとにディレクトリを分ける
第1章だったら、Section1。第2章だったら、Section2とディレクトリを分けたほうがわかりやすいかなーと思っています。
追記(19/08/21)
章ごとにブランチを切って、その章の最後まで写経したらpushして、プルリクエストを作成してコードにコメントをつけて復習が出来たらmasterブランチにマージしていくというやり方がオススメです。 学生時代に1人でプログラミングを学んでいた時は、プルリクを使う機会が全然なかったのでGitに不慣れでした。こういうときにプルリクを使っておくといいと思います。
写経はいいぞ
僕は読んでいるうちに頭が働かなくなることがあるので、写経で手を動かす方が合っていると思いました。 打って実行すると、強制的に頭が働く気がします。 写経は意味ないぞという意見の人もいるのかもしれませんが、しっかり読んで理解できればどちらもでもいいのかなーと思います。 読んだことのある本でも新しい発見があるので面白いです。 それでは、引き続きやっていきます。