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YAPC Tokyo 2019に参加してきました。【学生旅費支援枠】

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クロージングの時の写真
yapcjapan.org

圧倒的感謝

学生旅費支援の制度を使わせて頂いて、YAPC Tokyoに行ってきました。 スポンサー企業のGaiax様、GMOペパボ様、Seesaa様、こだまリサーチ様有り難うございました。 学生特権を使えるのは多分、今回が最後になるかと思います。 4月からは社会人としてエンジニアコミュニティに貢献していく所存です。

セッションの感想など

チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと

speakerdeck.com

papixさんの考えたことシリーズの第4弾、スクラムアジャイル開発を導入してエンジニア兼スクラムマスターを務めた時のお話でした。 toB向けのはてなブログの開発チームにおいて、企画の全貌やタスクの状況が分かりづらく余裕がないという停滞感を感じていたことが有るそうです。 そんな時、解決策の一つとしてスクラムを取り入れて見たそうです。流れとしては、

  1. まずはインプット
  2. チームに周知
  3. 腹をくくる

というものにしたそうです。 新しいことをやる際に自分が徹底的にしっかり勉強するということは、自身としても取り組みたいと思いました。 また、チームに周知することも同じくらいに大事なことですよね。 ここで、同意や共感が得られないと導入後にうまくいかなかったり、そもそも導入できなかったりしそうです。 また腹をくくるというのも重要ですね。 入社後に自分が新しいことを導入することになるとき、この3つのことを意識しようと思います。

具体的な方法はスライドに書かれていると思うので割愛しますが、僕が印象に残った話があります。 タスクをポイント化する見積もりの仕方は、期限の決まっているプロダクト開発において有効であって、期限のない場合は有効ではないという話です。 期限が有るときにユーザーストーリーのポイントに応じて優先順位を決めて、優先度の高いものから取り組んで、そうでないものは諦めていくという方法は有効そうですよね。 期限なく進み続けるスクラムでは、取捨選択を求められることは少なく、時間がかかるので後回しにするというの絶対的見積もりで代替可能だとのことです。 個人開発にも活かせそうな考え方だなと思いました。 最後に、はてなの人々の名言がかっこいいのでご紹介します。

  • "業務・開発フローは「変えることは無条件に正しい」くらいに思って良いと思っています。" - id:Songmu

  • "がんばろう まだまだわかい これからだ" - 詠み人知らず

  • "手を動かした者だけが世界を変える" - id:onishi

私とOSS活動とPerl

www.slideshare.net

同じ生命科学系出身からのエンジニアというキャリアの@duck8823さんのOSSに関するトークでした。 OSS活動が転職活動に役立ったり、個人プロジェクトを進めて世界に貢献出来ているというお話でした。 ドキュメントの修正を怠らないように、という話が印象に残りました。 確かにドキュメントが整備されてないが為に、調査に時間がかかることってありますよね。

Javaのライブラリの構造を真似て作ったという似たI/Fを持つPerlのライブラリ。 何らかのライブラリを他の言語で書き直すというのは、取っ付きやすそうでいいなと思いました。

github.com

github.com

SlackのRTM(Real Time Messaging)APIを利用したBotを作るためのライブラリ。 github.com

現在Goで開発されているという特別な設定ファイルを必要としないシンプルなCIサーバー。 最近TravisCIを個人開発に導入して、設定ファイルとか面倒だなと思った僕にとっては是非開発が進んでいって欲しいなと思うモノでした。 github.com

Perl to Go

Perlを10年くらい書いていた@xaicronさんがGo言語の紹介、Perlとの相違点などについて述べたトークでした。 Goを書いたことがないPerl Mongerにとってはすごく分かりやすくて親切なトークだったと思います。

ISUCON8予選問題作成の裏側

speakerdeck.com

ISUCON8予選には出場していただけに、一番楽しみにしていたトークでした。

  • 競技成立
  • 楽しさ
  • 解ける
  • 低コスト 

以上の4つの観点から問題を作成していたそうです。 個人的にかるぱさんの定義を考えて、具体から抽象へという話の展開がすごく好きです。 低コストでの言語移植の為に、シェルスクリプトSQL、フロントエンドに処理を寄せるというのは予想が当たった感じでした。 ISUCONは本当に勉強になりました。 来年も必ず出ようと思います。 問題作成お疲れ様でした。

多くのCPAN Authorに育てられ、息をするようにCPANモジュールを書けるようになり、そして分かったこと

songmu.github.io

songmuさんと言えば、ザ・強い人のように思っていましたが、色々な経験をOSSを通して得るて、ここまで強くなったのだなぁということが分かったトークでした。 長期的な視点でエンジニアとして、コードを書いていこうと思いました。