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転籍して3ヶ月経った

先日のエントリで書いたように、5月1日に転籍をした。 kousy.hatenablog.com グループ内転籍なので試用期間はないが、3ヶ月経って今の環境に慣れてきたので感想を書いておく。

フルリモートでの転籍

転籍前はリモートワークの制度はなかった。 2月から徐々にリモートワークに移行していた。 3月は丁度、前の会社で最後のプロジェクトの終盤だったので、リリースに向けての修正などのタスクが多かった。 幸いプロジェクトの立ち上がりの時期のようなコミュニケーションコストが高くなる時期ではなかったので、移行しやすかった。 そして、5月にリモートのまま転籍した。 転籍後に部ごとのミッションを各部のメンバーで話し合って制定した。 Google Meetで繋いで数十人で行うワークショップは初めてだった。 意外と成り立つということに驚いた。 Jam Boardのカードに付箋でアイデア出しをするような感じで書き出してまとめていった。 日頃の振り返りもJam Boardでやるとオフラインでやっているとのあまり変わらないのでオススメ。 以下は週次の振り返りのボードの実際の画像。

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転籍して最初のPJは全てリモートで進行し、完了した

転籍直後は前の会社で働いたことのあるメンバーでのプロジェクトが始まった。 立ち上げからリリース、リリース後の振り返りまで全てがリモートで行われた。 プロダクトオーナーとは一度もリアルで顔を合わせることなく、無事にPJが終わった。 プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発者(エンジニア2、デザイナー1)でスクラム風のチームだった。 全員がフルリモートでもスプリントを重ねるごとに関係性の構築が出来た。 チームとしての問題点を洗い出して改善していけた。 七夕の日にリリースして無事終えた。

転籍後、専門領域ごとに部署が決まっていることのメリット

部署ごとに異なる技術領域の専門性を高められているのが、メリットだと思っている。 転籍前は、ほとんどの人がサーバーサイドエンジニアという開発組織にいた。 Ruby, Ruby on Railsについては深く学べるが、それ以外の技術については限定的にしか知ることが出来ない状態だった。 今はSRE、アプリエンジニア、サーバーサイドエンジニアなどそれぞれが1つの部署として別れている。 部署ごとに専門的な知見を貯めていっている気がする。

転籍後、開発者が増えたことによるメリット

組織のエンジニアの数が20人くらい増えた。 それぞれの人から学ぶことがある。 新規のプロジェクトの立ち上げが頻繁に起きているので、GitHubリポジトリが作られてから、ライブラリ整備、アプリケーションの骨組み作りなどが爆速で行われている。 勿論しっかり設計も考えられている。 こういうのを間近で見られるのとても学びになる。 たまにコードレビューで関わることも出来るので、本を読んでも学べないような実際に使ってみてどうだったという判断や、技術に関する思想を学べる。

エンジニアリングだけでなく、デザインについても多くを学べる。 プロダクトを作り始める時にしっかりとコンセプト、ユーザー体験について考えて意見を出しているプロジェクトはブレずに良いものを作っていける気がする。

まとめ

会社が変わってリモートのままでも、相変わらず成長し続けている。 学んでばかりではなく、社会に価値提供出来ている実感も少しある。 新しいプロジェクトはこれまでとは全く違う開発体制、全く異なるプロダクトで戸惑うことも多いが無事に終えたらまた記事を書く。